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簡単・安全な竹刀のお手入れ
子供ができる簡単・安全な竹刀のお手入れ/組み立て
安全・簡単 竹刀のお手入れ
子供の防具の選び方・買い方、竹刀の手入れ方法など。
ここでは、竹刀ヤスリを使った安全で簡単な子供ができる竹刀のお手入れ方法をご紹介します。(まずは、ご父兄がやってみてからお子様に教えてあげて下さい。)ほとんどのご父兄が剣道具屋さんで「完成した竹刀」を購入していてます。そして竹刀のお手入れ方法をご存じないので、竹刀がささくれたら「また買う」ようなことになっているようです。(結構お金がかかりますよね。)
ここでは、竹刀ヤスリを使った安全で簡単な子供ができる竹刀のお手入れ方法をご紹介します。(まずは、ご父兄がやってみてからお子様に教えてあげて下さい。)ほとんどのご父兄が剣道具屋さんで「完成した竹刀」を購入していてます。そして竹刀のお手入れ方法をご存じないので、竹刀がささくれたら「また買う」ようなことになっているようです。(結構お金がかかりますよね。)
竹刀が割れるまでは削る
そこで、竹が割れるまでは「ささくれを削る」ことで竹刀を長持ちさせることをご紹介します。尚、竹刀は非常に危険なモノですので、竹だけでなく部品もきちんとお手入れし、ダメな部品は交換しましょう。剣道具屋さんで竹刀の部品のみで購入できます。
お手入れの前に「竹刀の構成(部品)と組み立て方」について
竹刀は、先革(さきがわ)、先ゴム、中結(なかゆい)、弦(つる)、柄革(つかがわ)という部品で構成されます。
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先革(さきがわ) | 中結(なかゆい) | 柄革(つかがわ) |
よくわかる竹刀の組み立て方
竹刀を手入れする前に竹刀の組み立て方を知る必要がありますが→茨城波崎修武館(茨城県)さんのページで、画像で非常にわかりやすく説明しているのでそちらを参考にして下さい。(組み立て方さえわかれば安心してばらせます。)
竹刀ヤスリについて
竹刀は小刀などで削ることが一般的ですが、小学生では危険だと思いますし、また大人の方でも削りすぎになってしまうことが多いようです。そこで、竹刀のお手入れ用のヤスリで削ることをご紹介します。いろいろ竹刀用のヤスリを試しましたが 【北岡ヤスリ製作所(広島県呉市)】 の「竹刀ヤスリ」が最も安全で使いやすいようです。やはりヤスリ職人が作るモノはいいですね。
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(1) | 竹刀ヤスリセット(購入時に右ききor左ききを指定) ・ヤスリ本体、竹刀のお手入れ方法の説明書(わかりやすい)、ヤスリを手入れする真鍮(しんちゅう)ブラシ、保管用の紙箱 |
(2) | 竹刀ヤスリの複目 荒いささくれを削ります。 |
(3) | 右きき用竹刀ヤスリの単目 |
(4) | 左きき用竹刀ヤスリの単目 |
竹刀ヤスリでの削り方
【注】竹刀ヤスリの「複目」でひどいささくれを削る (削り方は説明書に図解で詳しく記載されています。)
【1】竹刀ヤスリの複目(写真(2))で削る。竹刀の面に垂直(十字)にあて、手元から剣先方向に、片方向に移動しながら削ります。複目はひどいささくれに使いますので削りすぎに注意して下さい。
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【2】竹刀ヤスリの「単目」でささくれを削る。(削り方は説明書に図解で詳しく記載されています。)竹刀ヤスリの単目(写真(3)or(4))を削る竹刀の面に垂直(十字)にあて、手元から剣先方向に、片方向に移動しながら削ります。通常この単目だけでも大丈夫です。
【3】仕上げ。仕上げにサンドペーパーを使う方もいらっしゃいますが、この竹刀ヤスリの単目で軽く削って仕上げるだけで大丈夫です。削った後、竹刀スプレーなどを使うのは良いでしょう。ロウを塗る方もいますが、打突の時に相手の面に付いてしまうので絶対にやらないで下さい。(効果もありません。)あとは組み立てるだけです。
【1】竹刀ヤスリの複目(写真(2))で削る。竹刀の面に垂直(十字)にあて、手元から剣先方向に、片方向に移動しながら削ります。複目はひどいささくれに使いますので削りすぎに注意して下さい。
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【2】竹刀ヤスリの「単目」でささくれを削る。(削り方は説明書に図解で詳しく記載されています。)竹刀ヤスリの単目(写真(3)or(4))を削る竹刀の面に垂直(十字)にあて、手元から剣先方向に、片方向に移動しながら削ります。通常この単目だけでも大丈夫です。
【3】仕上げ。仕上げにサンドペーパーを使う方もいらっしゃいますが、この竹刀ヤスリの単目で軽く削って仕上げるだけで大丈夫です。削った後、竹刀スプレーなどを使うのは良いでしょう。ロウを塗る方もいますが、打突の時に相手の面に付いてしまうので絶対にやらないで下さい。(効果もありません。)あとは組み立てるだけです。